実際 - ハグロトンボ 【2026年10月上旬 神奈川県】

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ハグロトンボ

10月に入っても活発に飛び回っているハグロトンボ。

ヒラヒラと優雅に飛んでいるように見えますが、実際は熾烈な縄張り争い。消耗も激しいのでしょう。

翅や脚の破れ、欠けなどが目立ちます。

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ハグロトンボ

それでもまだまだ元気いっぱい。交尾や産卵もよく見られました。

今年はいつまでその元気な姿を見せてくれるでしょうか。撮りたい場面があるので、もうしばらく頑張ってほしいものです。

2026年10月上旬 神奈川県
撮影機材: OM SYSTEM

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春夏秋冬 となりの昆虫観察図鑑
尾園 暁
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2026-09-30



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風車 - ミヤマアカネ【2026年10月上旬 神奈川県】

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ミヤマアカネ

今年もこの美しいトンボを追いかけています。ミヤマアカネ。

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ミヤマアカネ

清流のほとり、川の水が流れ込む湿地や池、水田で見られることが多い赤トンボの一種。

その特徴的な翅の帯は、飛んでいるとクルクルと風車が回っているように見え、他のトンボにはない唯一の存在感と愛らしさがあります。

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産卵は透明度の高い水辺を好んで行うので、トンボだけでなく背景も自ずと美しくなることが多く、そこまで含めて実にフォトジェニックなトンボと言えます。

もちろん産地によって背景(環境)は変わるので、撮れる写真もまた違う雰囲気に。次はどこに撮りに行こうか...。

2026年10月上旬 神奈川県
撮影機材: OM SYSTEM + iPhone

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巨大 - オオミズアオの幼虫【2026年10月上旬 神奈川県】

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オオミズアオ 幼虫

水辺の木々を眺めながら虫を探していると、目の前に巨大なイモムシがいて、想定していなかったその大きさに一瞬ギョっとしました。オオミズアオの幼虫です。

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同じ木に3頭の幼虫がいて、いずれも大きな終齢幼虫のようでした。

この個体は葉どころか、茎(葉柄?)まで齧っている食いしん坊。

この木はチャノキかサザンカだと思うのですが、いまのところ定かではありません...。

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これはまた別の個体。細い枝をギュッと掴んだ腹脚がなんともいい感じです。

この個体は特に大きく、びっくりするような存在感でした。

どれくらい大きいかというと...。

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これくらい。

というのは少し大袈裟で、実際は手を少し後ろに下げて遠近感を強調しているので、ここまでではありません。それにしても立派な幼虫でした。

2026年10月上旬 神奈川県
撮影機材: OM SYSTEM + iPhone

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海辺 - ギンヤンマ・ノシメトンボ【2026年10月上旬 神奈川県】

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ギンヤンマ

海辺の岩礁地帯にできた水たまりを縄張り飛翔するギンヤンマ。

雨水がたまった淡水の水たまりはもちろんのこと、海と直接つながった、明らかに海水の流入する水たまりも、同じように縄張り飛翔していました。

彼らにとってはどちらも同じように見えるのは、無理もないことかもしれません。ただ目の前に広がる海そのものを飛ぶことはほとんどなく、その違いをどう認識しているのかは興味深いところです。

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ノシメトンボ

同じく海辺の水たまりで産卵していたノシメトンボ。

神奈川県ではほとんど絶滅状態で、なかなか見ることのできない希少な赤トンボ類。

なのにここは毎年多少なりとも見ることができる不思議な海辺です(発生は未確認)。

おそらくまだ多くのノシメトンボが生息する他の地域から、毎年秋になると飛来しているのだと思いますが、いつか神奈川の他の地域でも復活を・・・と願わずにはいられません。

2026年10月上旬 神奈川県
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たわわ - アカスジキンカメムシ幼虫【2026年10月上旬 神奈川県】

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アカスジキンカメムシ 幼虫

たわわに実ったキブシの実に、アカスジキンカメムシの幼虫が来ていました。この実から吸汁しているようです。

越冬前の栄養源、といったところでしょうか。


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アカスジキンカメムシ 幼虫

キブシの葉を見上げると、点々と見える黒い影。すべてアカスジカンカメムシの幼虫でした。

普段はこんなふうに休んでいて、食事の時にだけ実のなっている枝先に移動するかもしれません。


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アカスジキンカメムシ 幼虫

ひとまわり小さな幼虫は、より多くの個体で集団を作っていました。

金属光沢のあるベースの色は同様ですが、帯の色は成長段階で違うのですね。

これらの小さな幼虫たちも、冬が来るまでには大きく丸々とした終齢幼虫になるのでしょう。

季節の進む早さに戸惑う今日この頃。

2026年10月上旬 神奈川県
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例年比 - アキアカネほか【2026年10月上旬 神奈川県】

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アキアカネ

湘南の水辺にもアキアカネが帰還?しています。

例年比ではやや少ない印象ですが、突然大挙して現れたり、また忽然といなくなったりするので、油断なりません。


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ギンヤンマ

8月下旬あたりから激増したギンヤンマですが、ここにきてぐっと数を減らしています。

寿命を迎えた個体が多いのかもしれませんが、元気な個体はまだ当分の間、我々の目を楽しませてくれることでしょう。

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トビ

至近距離までやってきたトビ。

湘南地域ではランチの大敵として認知されている鳥ですが、こうしてみると、山岳地帯に住む孤高の猛禽、イヌワシと見紛うような気品と迫力があります(イヌワシ見たことないけど)。

2026年10月上旬 神奈川県

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シェア - オオスカシバ【2026年10月 神奈川県鎌倉市】

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オオスカシバ

曇りの午後、低山の尾根筋に数株咲いたアザミの花に、オオスカシバがやってきました。

全体に毛の剥落も少ない、とても綺麗な個体。羽化してからそれほど日にちが経っていない個体かもしれません。

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オオスカシバとイチモンジセセリ

しばらく追跡しながら撮影していると、同じ花をイチモンジセセリとシェアするこんな場面も。

じっくり撮りたいシーンでしたが、セセリがびっくりしたようで、すぐに逃げ去ってしまいました。

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オオスカシバ

オオスカシバは顔つきもいいのです。

2026年10月上旬 神奈川県鎌倉市

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今後 - イシガケチョウ【2026年10月上旬 神奈川県】

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イシガケチョウ

昨年、湘南の里山に現れたかと思ったら、あっという間に広まり、数も増えてきたイシガケチョウ。

幼虫や蛹も確認されており、今後もどんどん増えていきそうな雰囲気。喜んでいいのかどうか...?

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イチモンジセセリ

イチモンジセセリやチャバネセセリは今が最盛期。

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ウラナミシジミ

同じく秋の深まりとともに、どんどん増えてきたウラナミシジミ。

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ジャコウアゲハ

久しぶりに見かけたジャコウアゲハのメス。

カフェオレ色の翅を優雅に羽ばたかせ、アザミの花から花へ飛び移っていました。

お知らせ

10月10日(土)の赤とんぼ観察イベントのご案内です。
参加ご希望の方はDMなどでお知らせください。

赤とんぼイベント画像.1

隙間から - カマキリ(チョウセンカマキリ)【2026年9月末 神奈川県】

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カマキリ(チョウセンカマキリ)


クズの葉の上にカマキリ(チョウセンカマキリ)がいて、黒っぽいものを食べています。

葉の隙間からそっと覗くと、それはチュウゴクアミガサハゴロモ。近年爆発的に増えている外来種のハゴロモ類でした。

しかし今年はここ数年に比べると、その数が少ないように感じます。多くの在来昆虫が、新顔のハゴロモを食物として認識するようになったのかな、などと想像しています。

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カマキリ(チョウセンカマキリ)

別個体。この付近の草むらにはカマキリ(チョウセンカマキリ)が優先的に棲み着いていて、よく似たオオカマキリは少ないようでした。

一見同じように見える環境でもオオカマキリばかり、ということが多く、どのように棲み分けているのかは気になるところです。


2026年9月下旬 東京都多摩地区(昆虫撮影講座にて)


お知らせ

これまでご案内してきた10月10日の赤とんぼ観察イベント。
参加ご希望の方はDMなどでお知らせください。

赤とんぼイベント画像.1

ピョン - ウマオイなど【2026年9月下旬 東京都多摩地区】

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ウマオイの一種

昆虫撮影講座で被写体となる虫を探しながら山麓を歩いていると、ピョンと足元から飛び出したウマオイのメス。ちょうどいい高さの葉に載ったので、大胆に正面から撮影してみました。

ユーモラスな顔と裏腹に、長いトゲの生えた脚がよく目立ちます。これは肉食性の強いウマオイが、獲物をしっかり捕らえて押さえ込むためのもの。

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ササキリ

林床にはササキリの姿がちらほら。

この個体はメスですが、どこからからシリシリシリ...とオスの鳴く声が聞こえていました。

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セスジツユムシ

林縁にはセスジツユムシも。この日見た個体はメスばかりなのが不思議でした。

山里には涼しい風が吹き、直翅類の姿がよく目立つ季節になってきたようです。

2026年9月下旬 東京都多摩地区(昆虫撮影講座にて)


お知らせ

これまでご案内してきた10月10日の赤とんぼ観察イベントですが、諸事情によりBiotopGuildさんとの共催イベントから、尾園個人で開催するイベント(観察・撮影講座)に変更となりました。
日時や場所、料金やイベント内容はほぼ変わりありませんので、参加ご希望の方はDMなどでお知らせください。
赤とんぼイベント画像.1

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